2016年12月3日土曜日

枯露柿とあんぽ柿の違いを知っていますか



正直なところ、私は知らなかったのです。
水分がたくさん残っているうちにいただくのがあんぽ柿、粉が吹くまで乾燥させるのが枯露柿なんですって。
あんぽ柿、食べてみました。表面は乾いていますが中はとろりとしています。甘みは抜群。似たような食べ物は思い当たらないような食感。高級菓子と呼ばれるのもうなずける気がしました。言ってみればこれもドライフルーツの一種なんだろうけど、こんな半生タイプはほかにないですからね。



枯露柿やあんぽ柿は、御坂農園さんでも作られていました。早く乾燥させるための巨大な扇風機。回ってなかったけど、これに吹かれたら寒そうね。



そしてぶどう畑では、枝の剪定作業が行われていましたよ。今年伸びた新しい枝を残して古い余分な枝を切り落としていくのだそうです。
枝に残っていたのは「二番なり」の房。一連の作業に乗り遅れ、後からなったぶどうで、放置するしかないのだそうです。この哀愁を帯びた姿を見て思いました。手をかけないと立派なぶどうはできないんだな。
来年の美味しいぶどうのために、すでに準備が進められていいます。農家の方のご苦労を垣間見たひとときでした。




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