2018年7月29日日曜日

桃狩りの楽しみ方「上級編」



台風一過の山梨県。一時は直撃かと思われましたがコースをそれ、収穫真っ只中の桃にあまり影響はなかったようで、ほっとしています。県内各地の観光農園は、桃狩りを楽しむお客様でいっぱい。ここ、一宮町の「浅間園」さんもこのとおりの賑わいです。



地元の人は「硬い桃を皮ごと食べるのが好き」という話を聞いたことがありますか? 間違った伝わり方をしているかもしれないと思うのですが、あれは熟しきっていない桃を好むという意味ではありません。完熟しても硬い品種があり、それが好きなのです。
たとえば「あかつき」や「浅間白桃」。口の中でとろけるような白鳳系の桃に対し、言ってみればりんごに近い食感の白桃系は、皮も薄く丸かじりに適しています。



今度桃狩りに行ったら、ぜひ品種を確かめて試してみてください。水洗いしてうぶ毛を落としたら、ガブリ、です。皮と果肉の間が、いちばん甘いそうですよ。



ちょっと写真がブレちゃいましたが、埼玉から桃狩り初体験のお二人。



たわわに実ったたくさんの桃に大人も子どももテンション上がります。
中国では昔から「不老長寿の実」と言われている桃。もしかしたら夏バテ対策にもいいかもしれません。