2017年7月30日日曜日

不快指数、下げましょう



暑い日が続いていますね。日本の夏は、気温もさることながら湿度がとても高くて嫌ですよね。だからと言って一日中冷房の効いた部屋の中にいると体がだるくなって、体調を崩す原因にもなりかねません。
そこでお風呂。シャワーじゃなくてお風呂です。山梨には良い温泉がたくさんあるので、そちらをお勧めしたいのは山々なんですが、今日は自宅でのバスタイムのお話です。
ぬるめのお湯にゆっくりつかって疲れを取るのはもちろんですが、さらにリフレッシュするために取り入れたいのが香り。
「ハーブ庭園旅日記」さんには、バスタイムをより楽しく充実させるアイテムが揃っています。上の写真はお肌をツルツルにするスクラブ。フルーツの香りが気分を上げてくれます。





バスソルトやバスエッセンスなど入浴剤も充実の品揃え。選ぶのにかなり悩んでしまいます。でも、好みの香りを探し当てたら、バスタイムがきっと待ち遠しくなりますよ。



そしてお風呂上りには、こちらのスプレー。シュッとひと吹きすれば、香りと清涼感に癒されます。私もフレッシュミントの香りを愛用していますが、バッグに入れておけば出先でも大活躍です。
不快な夏の暑さ、香りで解消しましょう。



2017年7月29日土曜日

おらが村の田中さん



まるで絵本の中から飛び出したような可愛らしいお家。ここは勝沼町にある旧田中銀行博物館です。明治の初めに県知事だった藤村紫朗が洋風建築を奨励したため、山梨県にはこんなハイカラな建物がたくさん残っています。
建てられたのは今から約120年前で、当初は郵便電信局として使われていました。作ったのは局長であり、村長でもあった田中栄作さんという方。大正期に入ると彼の息子たちが「田中銀行」を立ち上げ、ここを銀行にしてしまったというから驚きです。八百屋さんや魚屋さんみたいに、銀行って作れるのですね。



裏庭に煉瓦造りの金庫が残っています。この中に現金を保管し、預金や融資などの業務をしていたのだとか。ときには繭玉やぶどうを担保に村人たちがお金を借りに来ることもあったようで、田中さんはかなりの資産家だったんですね。









室内は博物館として昔の人の暮らしを忍ばせる展示品がありました。
そしてトイレは必見。美しい陶器の便器はなかなかお目にかかれません。





第二次世界大戦中に皇室の関係者が疎開したといわれる2階の住居はこんな感じです。



外のフェンスにもこだわりが。田中田中田中の隠し文字、わかりますか?
車で通るとやり過ごしてしまいそうな小さな建物ですが、見どころ満載のスポット。見学は無料ですが、毎日開館していませんので、お気をつけください。
http://www.koshu-kankou.jp/map/kindai/kyuutanakaginkouhakubutsukan.html






夏はお皿に乗ってます



山梨のソウルフードといえば「ほうとう」。甲州味噌のスープで太い麺とたっぷりの野菜を煮込んだアツアツのお料理です。お店では鉄鍋で出てくることが多いし、冬の食べ物というイメージですよね。
そこで「夏のほうとう」として広まったのが「おざら」。鍋で煮込むのではなく、皿に盛るから「お皿」。それが訛って「おざら」になったというわけです。
麺は、ほうとうよりも少し薄くて細いのが一般的です。そうめんのようにつけダレで食べたり、野菜のたくさん入った熱いスープでつけ麺ふうに食べるなど、家庭によっていろいろ。
恵林寺前の「信玄館」さんでは、ぶっかけ風のおざらが食べられます。あっさり味で麺はモチモチ。やや夏バテ気味の私でも、するっといただけました。



夏ならではの山梨の味。お土産にもおすすめです。



2017年7月16日日曜日

車椅子で桃狩り



梅雨明けも迫り、山梨はいよいよ桃!桃!桃のシーズン。見てください、枝をしならせてたわわに実る色づいた桃。美味しそうでしょう。
今日は一宮町の「浅間園」さんhttp://www.ykj.or.jp/asamaen/index.htmlを訪ねました。



40分間、もぎ取り食べ放題。やっぱり果物は、もぎたてに限ります。畑の中を歩き回って甘そうなのを探してください。お土産にしたい方には市価では考えられないお得な値段で分けてくれますよ。初めは早生の白桃系が主流。そのあと、硬くても甘い白鵬系になり、トリを務めるサクラという品種の桃の収穫時期は、なんと9月中旬。「浅間園」さんは山梨でも指折りの、長く桃狩りを楽しめる果樹園なんです。



お友達へのお裾分けは宅配便で。自称『農家』の「浅間園」さんが誇る最高ランクの優等生が、誇らしげに箱に並んでおりました。
「浅間園」さんは、畑の中までずっとバリアフリー。だから車椅子でも桃狩りができます。普段はお留守番のおじいちゃんやおばあちゃんも連れ出して、山梨の幸を一緒に楽しみませんか。



筆を持つ人も、持たない人も



山梨県の工芸品で広く知られるものには甲州印伝や甲斐絹などがありますが、知る人ぞ知る隠れた名品「雨畑硯」(あめはたすずり)をご存知でしょうか。早川町雨畑地区に300年以上も前から伝わる伝統工芸品です。1784年、徳川家の10代将軍家治公に献上されたことでその名を馳せました。家治は文芸、書画の才能に長けた人だったということです。
墨をつかむような表面のほどよい質感が多くの書家に喜ばれ、最盛期には雨畑地区だけで90人もの職人がいたようです。写真はぶどうの彫刻が施された高級品。ぶどうというのが山梨らしいですね。



手のひらサイズのお手頃品もあります。お値段は4000円前後から。下段の商品が一枚目の写真にも写っていますので大きさの参考にしてくださいね。



どんなに小さいものでも裏側に作者の銘が刻まれています。こんなところに職人の誇りを感じますね。残念ながら、雨畑地区の職人はたった一人になってしまい、後継者もいないそうです。骨董品としても価値が上がるかもしれませんね。
武田神社前、「かぶとや」さんで見つけた雨畑硯。店の奥にひっそりと並んでいました。



2017年7月9日日曜日

富士山を着よう!



旅先で自分にお土産を買うとしたら、あなたなら何を買いますか? ご当地銘菓、地酒、絵葉書。それもいいですが、Tシャツはいかがでしょう。その場所でしか買えないものなら記念になるし、何より実用的です。
今日は、富士山を訪れたらぜひ手に入れて欲しいオリジナルTシャツをご紹介します。
富士山五合目の「みはらし」さんは、日本を代表する登山用品メーカー「モンベル」とコラボしたオリジナルグッズをたくさん取り揃えています。Tシャツはデザインやカラーのバリエーションも豊富。キッズサイズも充実しているから、家族でお揃いを着るもの楽しそう。「モンベル」ですから、品質はバッチリ。長く着れますよ。





メッセージTシャツや富士山印のTシャツもありました。キャッチーで面白い。





そして知る人ぞ知る「麿紋」のTシャツ。お揃いの地下足袋系スニーカーも見つけました。これ絶対、外国人にもウケますよね。
「みはらし」さんでしか売っていない富士山Tシャツ。お気に入りがきっと見つかるはず。




2017年7月8日土曜日

途中下車のオアシス



まだ梅雨明け前だというのに、34度超えの気温。暑いです。そこで、目にも涼しい水辺のお話。
ここは週末になると釣り人で賑わう昇仙峡下流の丸山貯水池。千代田湖といった方が有名でしょうか。ヘラブナ釣りのマニアには広く知られるメッカです。パラソルを立てたボートでのんびりと釣り糸を垂らす皆さん、本日の成果はいかがでしょうか。



周囲4キロほどの千代田湖は、ウォーキングにもおすすめです。湖面を渡る涼やかな風を感じながら木陰の道を歩けば、野山の花々やさえずる小鳥たちが歓迎してくれます。



千代田湖は、甲府駅から昇仙峡へ向かうバスを途中下車したところにあります。バスを1本遅らせて、水辺のひとときを楽しんではいかがでしょう。



2017年7月5日水曜日

空と大地、その圧倒的な魅力



まるで空に抱かれているような気持ちになります。こんな素敵な場所で、ひととき何も考えずに心を解放するものいいですよね。
ここは、八代ふるさと公園。桃畑に囲まれた小高い丘の上に古墳があって、その周りが公園として整備されています。











木々のそばを歩くと、どこかにスピーカーでも付いているのではないかと思うような鳥のさえずりが間近に聞こえます。とにかく空が広い、空が近い。だから流星群が話題になる夜には多くの家族連れで賑わうのだとか。
そして桜の名所としても、夜景のスポットとしても有名。眼下には甲府盆地が広がり、桃の花の季節には幽玄な桃源郷が現れます。また、試験走行をするリニアを見ることができるのも、この地ならではの魅力。
ドラマの撮影にもたびたび利用されることがあり、最近ではロケ地を巡る「聖地めぐり」のマニアにも人気を集めています。
どうです、行きたくなりましたか。溜まったストレスなど一気に吹き飛んでしまいますよ。



2017年7月4日火曜日

山梨の真面目は、本当においしい



もしも私が、山梨のお土産として友人に何かをあげるなら、迷わずこのジャム。山梨県内の桃と巨峰をジャムに仕立てた「信玄館」さんのオリジナル商品です。
ジャムという名前が付いていますが、食べた感じはまるで果肉の瓶詰め。食感さえ残っているフレッシュなフルーツそのままのおいしさ。真面目に作ってくれているなあ、という感動の味わいなんです。ヨーグルトやアイスクリームに添えて食べると最高ですよ。
一瓶750円とお値段は少々張りますが、それでもお勧めしたい逸品。一度食べたら、きっと納得してくれると思うなあ。



じつは先日、この桃ジャムを海外に住む友人にプレゼントしたのです。すると、こんな写真を撮ってSNSに投稿してくれました。伝わったんだなあ、と嬉しくなってしまいました。
恵林寺参拝の後は、ぜひ「信玄館」さんに立ち寄って、このジャムをゲットしてくださいね。



2017年7月3日月曜日

この足湯、ただものではありません



歩き疲れた旅先で足湯を見つけると嬉しいですよね。近頃は駅とか街中とか、いろいろなところに足湯が増えてきましたが、「ハーブ庭園旅日記」さんの足湯はちょっと特別。



この足湯のためだけに掘られた温泉。まさに源泉掛け流し。しかも湧き出し口にローズゼラニウムがたくさん置かれていて、お湯はその中をくぐり抜けて浴槽にたまります。つまり、ハーブの足湯。
ローズゼラニウムはお肌を柔らかくする効果があるそうです。カチカチのかかとも効きそうです。
足湯は園内の左奥にあります。綺麗なお花を楽しんだ後は、足湯でゆっくり癒されてくださいね。



2017年7月1日土曜日

間違いなく幸せな旅になる



いよいよ桃のシーズン到来!フルーツ王国山梨でぶどうと並ぶ特産品の桃。春先の寒さや雨不足にもめげず、しっかりと実りの季節を迎えています。
「御坂農園グレープハウス」さんにお邪魔してきました。



たわわに実っていたのは早生品種の「ちよひめ」。



もぎ取り体験の後は、こちらのテラス席で食べ放題というシステムです。なんと時間制限はありません。



ドリンクやかき氷のコーナーもあります。まるでお祭り気分。これなら子どもたちも大喜びですね。



そしてお土産や地方発送の桃はこちらで。
団体のお客様が多い中、個人で行って予約なしでもぎ取り体験と食べ放題が利用できます。バーベキューなどのお食事がセットになったお得なプランもありました。
桃の季節ならではの幸せを味わい尽くす旅。見逃す手はありませんね。
詳しくはこちらまで。http://misakanoen.co.jp/?mode=f1