2018年12月2日日曜日

冬が遅刻している間に



12月に入ったというのに、どうしてこんなに暖かいのでしょうか。
天気が良かったので、ふらりと昇仙峡へ。例年なら凍えてしまう季節ですが、昼間はコートがなくても大丈夫でした。思った通り、まだ紅葉は残っていて青い空と相まって秋の気分を味わうことができました。











どうやら、冬は足踏みしているみたい。
秋の旅、行きそびれてしまったという方。冬が遅刻している間に遊びに来ませんか。近いのに深い昇仙峡なら、日帰りでも十分楽しめます。




2018年11月25日日曜日

心と体に注入、秋のボタニカルエッセンス



秋を楽しむには絶好の3連休。どこかへ出かけましたか?
山歩きをして紅葉狩りするのは最高ですが、それもちょっと億劫だし、時間もあまりないという方におすすめなのが勝沼町の「ハーブ庭園旅日記」さんです。何しろ、秋という秋をコンパクトに凝縮した場所なんですから。
冬場の見どころ大温室もすでにオープンしていますが、そちらは次回のお楽しみにして今日はお庭を散策。







目線を上に投げると、頭の上に秋がいっぱい。秋の色はやっぱり赤なんでしょうか、青く澄んだ空の色とのコントラストがきれいです。







そして足もとにも絵になる秋がいっぱい。自分だけのオータムショットをカメラに収めるのも楽しいですね。
スニーカーでなくても、たとえば車椅子でも、紅葉狩りが存分に楽しめる穴場です。12月1日には、毎年話題になるイルミネーションも始まりますので、陽が傾きかけてからのお散歩もいいかもしれません。入場は無料。植物たちがくれる秋の贈り物をぜひご堪能ください。



2018年11月24日土曜日

心も温もる秋の陽だまり



まるで田舎のおばあちゃんの家。一瞬、そんなふうに感じてしまいました。とは言っても、私には残念ながら田舎に親戚はありません。日本人の心の原風景というか、子ども時代に読んだ昔話の挿絵というか、とにかく懐かしい空間がそこにあったのです。
甲州市塩山駅北口のすぐ前。甘草屋敷という築150年以上にもなる古民家が、文化財として残っています。



切妻造りの大屋根に、中央部2段の突き上げ屋根。これは甲州の特徴的な建築様式だそうです。甘草という薬草を育て、幕府に上納していた高野家の住宅。
この時期になると、甲州名物の枯露柿が軒下にずらりと並びます。





柿の色は「夕焼け色」と例えられることがあります。秋らしい風情のある色合いですよね。ところで枯露柿とあんぽ柿の違いをご存知ですか。枯露柿が水分を70%程度飛ばしてしまうのに対し、あんぽ柿は50%くらい残します。つまりあんぽ柿は半熟で柔らかい。
余談ですが、ちょっとした豆知識。





甘草屋敷は内部も見学できます。急な階段を上って2階に行くと古民具や農機具などを見ることができます。
前にもこのブログでご案内しましたが、2月の11日から4月18日までの期間、甘草屋敷で雛人形の展示があります。こちらもとても素敵です。



観覧料は大人300円、小人200円。休館日は火曜日です。電車でもアクセスが良い場所にあります。ぜひ足をお運びくださいね。



2018年9月23日日曜日

お持ち帰りできる富士山〈富士山レポート5〉



お父さんへのお土産に、こんな焼酎はいかが? 透明なボトルの底に富士山が美しくそびえています。このボトル、どうやって作るのでしょうか。
陶器でできたこんなのもありました。春夏秋冬の富士山。ユニークですね。



というわけで今回は、あの富士山の独特のフォルムをお持ち帰りできるお土産をいくつかご紹介します。どれもインパクトがありますよ。



こちらはご祝儀袋。左の二つはちりめんでできた富士山が水引部分についています。ちょっと立体的です。右は、その名も「フトッパラ」。たくさん入れてあげたくなる豪快なデザインです。
近々、結婚式にご招待されている方、「日本一祝福しています」「日本一幸せになってね」と思いを込めて、ぜひご利用ください。きっと伝わりますよ。



最後はテッシュペーパーのカバー。山頂から飛び出すティッシュは、漂う雲でしょうか。それとも噴煙かな。いずれにしても、ギャグの何とも言えないゆるさ加減が可愛いと思って紹介しました。愛されキャラの富士山です。
すべて富士山五合目「みはらし」さんで買うことができます。
五合目は身近なレジャースポット。ふらりと訪ねて富士山を満喫しませんか?





ロングセラー VS ニューフェイス〈富士山レポート4〉



富士山の雑学がプリントされたなんとも楽しいトイレットペーパー。思わずトイレに長居してしまいそうですが、これはイラストレーターであり、エッセイストであり、そして山岳ジャーナリストとしても知られる鈴木ともこさんの手によるもの。なるほど、興味深い豆知識がずらりと並んでいます。



お値段もお手頃。富士山ならではのお土産として根強い人気を誇っています。
一方、今年見つけた実用性のある保温マグは、モンベルと「みはらし」さんのタイアップ商品。モンベルは言わずと知れた日本が誇るアウトドアブランドです。そういえば、「みはらし」さんには、モンベルと共同開発したオリジナルグッズがいっぱい。ヤッケやTシャツから、小物までたくさんあります。





山登りを知り尽くしているからこその機能性。色も4色から選べて、オフィスでも活躍しそう。自分用に買っていく人が多いそうです。
富士山五合目「みはらし」さんから、人気のお土産をご紹介しました。お友だちや家族に、または自分にと、お気に入りを探してみてくださいね。




待ち合わせはいつもこの店〈富士山レポート3〉



もうストーブ? ちょっとびっくりしますよね。でも、富士山の夏はほんの束の間。まるで秋を省略するように、足早に冬がやってきます。
富士山五合目「みはらし」さんの2階は、広々としたレストランになっています。突き当たりには大きな窓。その窓際が特等席かな。何故って、大迫力の頂が目前に望めるからです。でも、それは雲が切れて視界が良くなったときだけ。雲の中に隠れて見えないとき、早く出てこないかな、と窓から空を見上げます。なんだか富士山と待ち合わせしているみたいでしょう?







待っている間にランチをいただきました。ミートソースのフェットチーネ。もっちりした食感が本格的でした。一番人気は富士山ラーメン。唐揚げもおいしそうでした。



絵手紙コンテストの応募作品を展示するコーナー。入選するとカレンダーやワインのラベルになるんですよ。今年も富士山愛に溢れたむ曇りいっぱいの作品が並んでいます。



「みはらし」さんは、小御嶽神社の赤い鳥居の手前です。2階レストランの特等席。ぜひ利用してみてくださいね。



2018年9月22日土曜日

ほんの少し勇気がいります〈富士山レポート2〉



ゼブラとブラック。どちらにします?
ショッキングな色合いのソフトクリーム。黒い色の正体は竹炭です。富士山五合目「みはらし」さんにお目見えした新しいスイーツ。竹炭はデトックス効果が期待できる健康食品として脚光を浴びましたよね。恐る恐る食べてみるとまったりとコクのあるまろやかな甘さ。白いバニラの部分も塩系で美味しかったです。



店舗前の可愛らしいスタンドで売っています。他にバニラとコケモモも。なかなかの人気でちょっと並んで買いました。うっかりすると口の周りが真っ黒になってしまうことも含めて、楽しんじゃってください。
そして、お友だちに配ったりするのにぴったりな可愛いおみやげも発見。



キラキラの包装紙でキャンディのように包んであるのはアーモンドチョコレート。ティラミス、抹茶、ストロベリーとフレーバーは3種類。値段もお手頃です。



「みはらし」さんのオリジナルだから、ここでしか買えません。今シーズンのイチオシです。



思い立ったら、すぐ富士山〈富士山レポート1〉



秋雨前線の影響で日本列島は雨模様。でも見てください。雲の上はこんなに綺麗な青空が広がっているんです。
夏山シーズンも終わり、スバルラインのマイカー規制も解除されましたのでふらりと訪ねるにはいい季節です。それでも富士山五合目は観光客でごった返していましたけど。
山の天気は変わりやすい、ってよく言いますよね。この日も、五合目に到着したときは視界が悪く、富士山がどこにあるのかも見えませんでした。ところが、突然雲が切れて目の前に神々しい頂が。



観光客も一斉に、こんな感じ。



下界が雨でも、五合目までくれば美しい富士山に会えることも多いのです。こういう日こそ雲海もきれい。インターネットのライブカメラをチェックしてから出かけるのもいいですね。
富士登山は周到な準備が必要な大冒険ですが、五合目までなら気軽なプチ旅行。思い立ったら、富士山に会いに行きませんか。



2018年9月13日木曜日

目にも美味しい秋の赤蕎麦



久しぶりに訪れた「ハーブガーデン旅日記」さんは、もう秋の気配でいっぱいでした。秋雨前線の影響でしょうか、このところすっきりしない天気が続いていましたが、この日はつかの間の晴天。澄み切った秋空が本当に綺麗です。





今回ちょっと驚いたのは、この可憐な赤い花。なんだと思いますか? じつは蕎麦の花。蕎麦の花は白いというイメージがありますが、これは赤蕎麦の花。茎まで赤いんです。
ちょっと調べてみたら、食用に育てて特産品としている地方もあるようです。白い蕎麦よりコシが強く野性味あふれる蕎麦が打てるのだとか。食べてみたいものです。







この時期、定番のコスモスは今月いっぱい見ることができます。バジルもたくさん花をつけて移りゆき季節を感じることができます。
秋のお庭を訪ねてみませんか。



2018年8月8日水曜日

旅の思い出をハンドメイドする



記録的な猛暑が日本列島を席巻しておりますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか。
今日は、ワインのコルクを利用して作ったフォトフレームをご紹介します。
作り方は簡単、市販のフォトフレームにコルクを貼り付けていくだけ。コルクは縦半分に切ってありますが、数分お湯に漬けて柔らかくしたものを包丁で切るときれいに切ることができます。乾燥させたら、木工用ボンドで並べて貼り付けます。



このワインのコルクたち、じつは勝沼の「白百合醸造」さんでいただいてきたもの。おしゃれな焼印が入っています。



ロリアンワイナリーで美味しいワインを試飲し、お気に入りをお土産にするとき、ぜひ一緒にコルクも連れて帰ってください。手作りのフォトフレームに旅の写真を入れたら、いっそう素敵な思い出になりますね。
インターネットで調べてみたら「コルクアート」っていろいろありました。子どもたちの夏休みの工作にも使えるんじゃないかしら。