2016年12月12日月曜日

メジャーデビューした「おらが山」



ひと昔前は、町内会の「歩け歩け大会」でおなじみだった里山のハイキングコース。それが今では、全国的に有名なトレイルランニングのコースになっています。今回で8回目を迎える「武田の杜トレイルランニングレース」が500名の参加者を集めて開催されました。
トレイルランニングといえば、山道を歩く、のではなくカモシカのように走るスポーツですよね。持久力はもちろん、平坦な道ではないので瞬発力や反射神経も重要になってくるのではないでしょうか。ハードな競技です。
とはいえ、制限時間は6時間30分あるので、完走を目標にする初心者も多いのだとか。



30キロのコースは武田神社からスタートし、落ち葉を踏みしめる林の中や甲府盆地を一望する地点をめぐり、森林学習展示場までを駆け抜けます。静岡からご夫婦で参加された方は「景色が良くても、見ているのは足元だけです」とおっしゃっていましたけど。



レースが終わった武田神社前「かぶとや」さんには、お土産を買い求めるランナーの姿がちらほら。体に染み渡るような甘酒で疲れを癒していました。
都心から近く、駅からすぐの場所にあるのにかなり面白いコース。ランナーの間では、そんな評価を受けているのだそうです。まさに灯台下暗し。地元住民にはなかなか気づけない魅力が、山梨にはまだまだあるのかもしれません。
甘酒を飲みながら「来年もぜひ参加したい」と言ってくれたランナーがいました。武田の杜トレイルランニングレース、今後が楽しみです。



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