2016年11月27日日曜日

昇仙峡うらおもて



紅葉も見納めかな、と思ってふらりと昇仙峡に行ってきました。昇仙峡というのは、荒川ダムの下流、仙娥滝(せんがたき)から長潭橋(ながとろばし)までの約5キロにわたる渓谷を指し、流れに沿って遊歩道が設けられています。仙娥滝やロープウェイのある上流の拠点は、お店も多くとても賑やか。この辺りだけを見て「昇仙峡に行った」と思っている観光客も少なくないはずです。もったいない。
上の写真は長潭橋から川面を覗いた風景。ここから上流に向かって遊歩道を散策です。



水音を絶えず聴きながら、マイナスイオンの中を歩くのはすごく気持ちがいい。傾斜も緩やかで路面も整備されているから、ゆっくりと周りを眺めつつ歩みを進めることができます。ときおり谷から吹き上げる湿った風、鳥のさえずりなんかも聞こえたりして、言ってみれば五感が喜ぶ散歩道といったところでしょうか。
美しい昇仙峡を静かに楽しみたいという方におすすめです。



仙娥滝周辺ではライトアップイベント「紅葉竹あかり」が最終日を迎えていました。
昇仙峡の秋が、燃え尽きようとしています。



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