2017年3月5日日曜日

にわかダムマニアになる



ドライブ日和のいいお天気。訪ねたのは昇仙峡の上流にある荒川ダムです。
山に囲まれた山梨県は、もともと水害多発地帯。とくに昭和34年の伊勢湾台風では90億円もの大きな被害を受けたそうです。災害を防ぐための河川改修が進められ、その一環としてこの荒川ダムが建設されました。ダム湖の名前は能泉湖といいます。



標高も高く、春の気配はまだ遠いこの辺りですが、観光客の姿もちらほら見かけました。空が青いほど、湖面の色もきれい。だからここ、冬の方がおすすめなんです。風もなく、水面は穏やか。赤い屋根の取水塔が鏡のような湖面に映っています。水鳥の声が響いていて、なんとものどかな情景です。



ちょっとわかりにくいですが、これは水をせき止める壁の写真。岩石や土砂を積み上げて作るロックフィル方式のダムだということが、一目瞭然です。工事に携わった方々の苦労がしのばれる光景ですよね。



上流に架かる荒川大橋と夕日に映える湖水にも感動。本当にきれいなダムです。ダムマニアならずとも一見の価値あり、だと思います。



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