2019年4月13日土曜日

おやゆび姫を探しに



子どもの頃、いちばん最初に覚えた花は何ですか?「チューリップ」と答える人、きっと多いと思います。私もその一人です。
そのせいでしょうか、チューリップを見ていると何だか童心に帰るよう。
「ハーブ庭園旅日記」さんでは、今年も5万株のチューリップが見頃を迎えています。







そして思い出すのが、アンデルセン童話の「おやゆび姫」。チューリップの花の中から生まれた小さな女の子の話です。あのお話は、どんな結末だったでしょう。気になって調べてみたら、花の国の王子様と結婚して幸せに暮らしましたとさ。ふっくらと丸みを帯びた可愛い花にふさわしい、やさしいお話です。
イギリスでは、チューリップを「妖精のゆりかご」と呼ぶそうです。アンデルセンもチューリップの花が揺れるのを見ながら「おやゆび姫」を発想したのでしょうね。



咲き競うチューリップの花の中におやゆび姫が眠っているかもしれません。
見頃は、4月の下旬まで。



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